健康づくりの基礎

10月より黒須会長による健康づくりに関する講話のページをスタートしました。

 

 

2020.12.24

調徳

 

さて、やっと六調の最後調徳に 辿り着きました〜 これは、一口には行かないので、何回かに分けて見ます。

 

太古の昔から、こう言う考え方と言うか行為があったんですね。

奉仕とか慈善活動とか、自分自身の事より周りの人の為に力を出す 時には、身の奉仕だけで無く、お金を出したり、周囲の人を集めたり、今はボランティア活動と言って、様々な活動が有ります。

 

大きな災害や不幸が有った時に助けに行く、力を出す 寄付をする 等々 昨今はそうした活動がニュースとして伝わる事がある。

ボランティア活動の根幹は、自分の活動を自転とすると、公転だと思われる。

だから、華々しい活動で無くても 皆、大なり小なりされている。

 

定義は、公共福祉の活動がそれにあたるが、広い意味で中健協の活動もそれ自体健康作りと福祉活動だと自負している。 それを運営する主体者は勿論ながら、参加者の皆さんもその精神が 含まれている。

会は、人の集まりである以上、様々な交流があり、相互互恵に成っている。

自分一人の健康保持ではなく、集まる事がもうボランティア活動だと思う。

更に我が会の皆様は、素晴らしい 対外活動もしている。

 

正に自転しながら公転を繰り返している、宇宙的な方々が多い。

それでも、中々世に広まらないのは、良い事をしている何よりの証拠なのだ、悪い事は千里の道もアット言う間に広まるが、良い事は そう言う事なのだ。

続きは、後日第二弾としてお送りします。

 

 

2020.12.9

調眠

 

六調の五番目 調眠。

練功十八法とは、直接的な関係は有りませんが、大切な一項目には、違い有りません。健康づくりの一環を占める以上おろそかにする訳にはまいりません。一般的には、人生の三分の一は、睡眠と言われています。

 

実際には、睡眠時間が短い人が可成り多い様ですし、それを自慢する様な方もいらっしゃるようです。睡眠はその日の心身の疲れを取るだけでなく、慢性的な寝不足は、多方面に悪影響を及ぼします。目には見えない世界で有りますが、健康づくりにとっては、良い眠りが欠かせません。 また、昼寝や極端に疲れた時は、寝る事が一番です。

 

眠りは、唯一の無意識世界ですがその内容は様々なようです。 深いノンレム睡眠と直ぐに目覚めてしまうレム睡眠とある様ですし ある日、起きて来なければ、この世の世界から、別世界に行かれた事になります。苦しむこと無く寝たままあの世行きは、最高の往生ですね。

 

起きて、寝ての繰り返しが一生なら、一旦亡くなって又再び同じ様な境涯で生まれて来る とも解いた教えも有りますし、むしろ当然とも思います。 この世の生ある時に、何をして来たか、一晩寝て起きたら、誰もが 次の日は、その続きから始まる訳ですから、長さの違居いはあるものの、次なる世もその続きになるのかな 誰もその答えを証明した方はいらっしゃいませんか、ドナタカ判る方いらっしゃいますか?


2020.11.29

調膳

 

健康づくりの為の一環でもあり 最重要な項目でもあります。

人以外の動物は、それこそ四六時中の殆どの時間を食べる為に動き、動く為に食べている。そんな感じさえする。

弱肉強食で、絶妙なバランスが取れていたが、近年は相当崩れてきている。

このアンバランスは、人に寄る所が大きい、人も常に美味しいものを食べたいと言う 食欲と言う 生涯無くならないであろう欲に 支配?されている。

 

健康づくりには、バランスの良い 食事、調理をしたもの、又早食いは、どんな理由を付けても、良い 事は一つもない。良く噛む事により、唾液が沢山出てくる。 これは、消化、消毒、のみ成らず 免疫力や思考にも良い効果がある 昔から、食は医に通じる と言って 医食同源なのである。

更に、ここに辿る迄の行程を思う時、自ずと感謝する気持ちにもなる。

近年は、有り余る過剰な食生活は この感謝を忘れている。

世界では、毎日の食事に事欠く人が何億人も居ると言う。

世界中で取れる食材で全ての人を餓死させない量が有りながら、 有り余って捨てる国と、相対不足している国がある。何とかこのアンバランスを解決する事が出来ないだろうか❓

これを読まれた方は、練功のように、ゆっくり食べる 良く噛む れんこんは、食べられても練功は 食べられないよ ハイその通り 何事も今迄は、過去! 

これからは未来、自分の未来の為、が やがては世界に繋がって行くと信じて 全ては一人も取り残さない 持続可能な開発目標に向かって❗️ 貴方も感謝して食べてね。

 

 

2020.11.14

調息

 

第二段から、随分と間がありました。一つはコロナ禍の中、研修旅行が有りました。行く前の騒動は何だったんでしょう!

天気は最高、紅葉も素晴らしかった、行く先々のお食事も美味しかった〜 

心配していたコロナ対策は、思いの他完璧。

やらない予定の宴会も、大変に盛り上がりました〜

全て参加したお一人お一人が素晴らしい方ばかり、いつに無い楽しい研修旅行でした。

と言う訳で再開します。

 

3つ目は、調息です。

人がこの世に生まれてきて、亡くなる迄、生命の維持で欠かせないのが呼吸の他にはありません。

生まれての生を確認する第一声は オギャー と言う声ですね これは、紛れもなく息を吐いた何よりの証拠です。

それからの人生は、人それぞれですが、亡くなる迄この呼吸は続きます。

そして最後は息を引き取ると言って 小さく細くなった呼吸が遂に吐かなくなってお仕舞い! 詰まりは、ご臨終です。

吐かないから、はかない人生? 何て親父ギャグを飛ばしていますが、生涯絶え間なくしているのが 呼吸ですね。

普段は無意識にして居ますが、意識を持ってするのが 呼吸法なんです。

これは、凡ゆる生命体の中で人のみが出来るのです。

然も、鼻呼吸と口呼吸が出来るのです、

四通りの呼吸が誰もが出来ますが、一番良い呼吸は、鼻から吸って口から吐く 

逆に言えば口から吐いて鼻から吸う、これを意識してする、優しい様で難しいのです。人は、常に雑念に追われ居ますから、意識を続ける事は、とっても 難しいですね。

更に吐く時にお腹を凹ませる。 吸った時には、お腹を膨らませる もし、これを意識的に出来たら 立派な腹式呼吸です。

更に練功の中で、号令で出来たら、あなたは 完璧な腹式呼吸の実践者になります。

身近には、寝ている時にお腹に手を当ててみて下さい。自然に 腹式呼吸が出来ているでしょう 練功は、常に実施出来る様に出来た最高の健康法の一つなんです。

 

2020.10.23

 調身

 

お早う御座います。

六調の2番目に入ります。

調身です。

古来より全ての動物の基本は、動く物 として大きく分けると、農耕民族と狩猟民族に大別されていました。その土地で収穫した物で生きてゆく人と、他の土地に行って狩りをしたり、魚を取りに行ったりと、そんな生活が 人類が歩んで来た大半の道のりでしたが、ここ数百年で変わりました。

 

特に20世紀以降の変わりようは、1年が昔の人が歩んだ何十万年に相当するそうです。 昔は、生活つまりは、生きる為に身体を使い重労働でした。

近代は、殆どの仕事や作業は、ボタンを押すだけ 或いは見てるだけで、機械やロボットが仕事をする時代になって来ました。

そうなると、身体は楽チンですが 運動不足は、計り知れません。

これから先、身体を使わない人は それによって運動不足病になり易いでしょうし、楽な生活はやがて 取り返しの付かない生活習慣病にと移行します。

 

今、老若男女を問わず運動不足を 解消すべきだと思います。

中でも最も良いのが、練功十八法なのです。特に前段は最高の健康法です。SDGsの全ての人に健康と福祉を! は、全ての人に練功を と申し上げたいです。

ただ、残念ながらそれを理解して  広める人が余りにも少ないのが 残念です。

調身は、運動を生活に取り入れる事です。

その中で練功が一番良い 健康体操です。

 

2020.10.12

 調心

 

心身の健康とも、身心の健康とも言うので、何方が先でも良いが 今回は、調心から進めましょう。

心ほど捉えどころが難しいものはないでしょう 1人の人の心の広さは、それこそ無限大ですし、正解も間違えもないんです。

そこで、今後人間に代わるAIが 進化したとしたら、人はどんな点でこのAIに勝てるでしょうか この先どんな時代になっても、人の方が優れているとしたら、それは2つです。 漢字で書くと、2文字なんです。 思考です。思う事と考えることだと結論付けたある大学教授に教わりました。とても納得し以降は私も同調者になりました。

 

調心は、ヘルス面で言えば、

1. ゆったりした気持ちを持つ

1. いつの時代もストレスに負けない 

1. 豊かな 思いやり 

1. 人の良い所を見つける

1. 笑顔を絶やさない。

 

反対の人は、遅れて参加する人 あせってばかり、言い訳ばかり これでは、ゆったりした心にはなれません。ストレスを抱えている人は、不平や不満が絶えずあって 人のせい 世の中が悪い 今だったらコロナが悪いといつも嘆きの人生! 

重い槍は軽い槍にとりかえましょうよ! 人の悪いとこは、直ぐに見つかります 貴方は何様!? 笑顔は、相手に伝染する最高の贈り物です。

 

パソコンを初めてみた 少年がそこに映し出された自分を見て 驚きともに最高の笑顔の写真を見ましたら、こちらまで伝播して来ました。 辛抱、笑顔はやがて全てを解決できる事を信じて頑張ろう、 全ては自分の心の広さと大きさから、健康つくりは、自分に負けない勇気から発進します。

 

 

2020.10.6

何故練功十八法は健康に良いのか

 

その基本は、六調健康法にあり

 

六調とは、

1. 調心  2. 調身  3. 調膳

4. 調息  5. 調眠  6. 調徳

 

古来より、中国医学の健康づくりの源が、この六調に有ると言われています。当協会に於いても基本的な一つとして、今迄もこれからもこの六調を根源にして行く方針で、これ以上もこれ以外も無いでしょう。決して当たり前の事ですから改めることは無いのですが いざ実施する段階では、ハードルが高いでしょう 逆に言えば、これを行うことが 健康づくりに直結する要素になります。

各人、自分の生活習慣をこの六調に照らして見ると、不具合や病気も納得出来ると思います。 でも、これをはみ出すのが人の常 なんです。いわば我が協会の名前その物なんですが、法を破るのも 簡単ですし、罰金もないんです。 がその対価は、如何に?

次回から 一つ一つを解説して行きます。